モルタルとコンクリートについて

モルタルとコンクリートの違いをご存知でしょうか?

 

モルタル=砂とセメントと水を混ぜて練ったもの。

砂3:セメント1の割合が一般的です。

 

 

コンクリート=モルタルに砂利が入ったもの

 

それぞれ用途によって使い分けています。

 

モルタルの作り方


外構工事でコンクリートを使うところ

 

外構工事では各種基礎(カーポートの柱やブロックの基礎など)、土間コンクリート、型枠ブロックの充填などでコンクリートを使います。

 

人力で作る場合と、生コンを使う場合があります。

 

少量の場合は「砂、砂利、セメント」を人力で練って作ることもありますが、ある程度の量を使う場合は生コン(ミキサー車)を手配する方が手間と費用の節約になります。

 

目安としては、0.5立米以上使うか、それ以下かが一つの判断基準ですが、ボリューム以外にも搬入経路や、作業にかかる時間、周辺の道路状況など色々と考慮に入れて総合的に判断する必要があります。

 

どちらを使うかは、現場ごと、作業ごとに担当する職人が判断を任されています。

 

 

生コンを使う場合

 

生コンを使う場合は用途や気象条件などをいろいろと考慮して、コンクリートの強度や柔らかさなど、その都度最適な数値を指定して注文します。

 

工場で撹拌して配達されるJIS規格品とはいえ、プラントによって使われる骨材が違うので固まるスピードが全然違ったり、、、指定した柔らかさ(専門用語でスランプという)も配送されるトラックごとに違ったり、、品質は毎回完璧に同じわけではありません。

 

 むしろすごく違う場合も多々あります。

 

土間打ちの現場のでは、気温による締まりの早さ(暑いと早く固まる)はもちろん、日当たりによっても全然違ったりするので、けっこう奥が深いのです。。

 

 

全てが完璧に上手くいく、というのを目指すんですが、反省すべき点が見つかることも少なくない。そんな世界です笑